短編漫画の感想
2014.05.30 (Fri)
前回の短編漫画のお話の続きで、今回はちょっとした感想を。
武田日向さんの「狐とアトリ」は、読んだ後に「ほわっ」とするような、引き込まれる短編漫画でした。
たぶん、クライマックスの盛り上げ方がいいのかなーと思います。
表題作の「狐とアトリ」は終盤までいくつか伏線があって、終盤から世界がひっくり返って「そういうことだったのね!」と繋がる流れがすごくよかった!
「ドールズ・ガール」もクライマックスからの盛り上がりと、主人公の心の成長にじーんとくるものがありました。
九井諒子さんの「竜のかわいい7つの子」は、1ポイントでファンタジーな要素(竜、人魚、狼男etc...)を入れてお話を面白く膨らませているのが印象的でした。
設定自体やオチはよくある感じのお話ですが、お話の広げ方や独特の雰囲気・テンポが不思議な世界観を出しているような気がします。
とにかくその「1ポイントの設定」がキーでありとても面白いので、「次はどんな設定なんだろう?」と気になってどんどん読んでしまいました。
以上が簡単な感想です。
ボキャ貧なので大変月並みな感想になってしまったことを謝罪しますw
どちらも具体的に「自分のお話づくりにどう落とし込むか」というレベルまで咀嚼できていませんが、1ポイントの設定を入れる部分は今後のお話づくりの
ヒントになるかも?
最近は物語の作り方の本も読んでいるので、それらも合わせて、さらに絵も成長して、面白い漫画が描ければいいなと思います!
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